UIアプリ開発に
UIのアプリケーションは、今日の組込み機器では最も大規模であるとともに、目に触れることになる部分です。この開発には単一アプリの使い勝手にこだわるだけでなく、アプリケーション間、あるいはデバイス間で一貫したUIであることが求められてます。また市場や業界の成長・進化に伴い製品寿命は短くなっていますが、CPUやメモリ、バッテリーなどのリソース上の制約を満たす必要もあります。
ドメインスペシフィックモデリング(DSM:Domain-Specific
Modeling)は、UIアプリケーションの振舞いの定義やインターアクションの設計に最も適した開発言語です。
またDSMは、単一セットのモデル群から全製品を生成することで、異なる機能性、価格戦略にて形成される製品バリアント(系列製品群)開発の苦労を軽減します。
DSMで開発される製品は、より優れたユーザエクスペリエンスを備えることができます。なぜならモデルは、開発者の抽象レベルをコードレベルからユーザ視点にまで向上させるからです。そして、これらハイレベルなモデルから、ドメインスペシフィックに定義されたジェネレータで高品質の製品コード、プロトタイプ、ローカライズ(多言語化)、テストデータ生成などが行えます。
携帯端末、医療機器、コンシューマエレクトロニクス、車載インフォメーション機器、防衛システムなど、様々な組込みデバイスのUIアプリの設計、実装、テストに MetaEdit+ は活用されています。
DSMの活用事例:
- 完全な製品アプリケーションコードを含む、UIアプリケーションの開発
- プロダクトライン開発としてUIアプリのバリアント設計と生成
- インターアクションの設計やローカライズ(多言語化)。プロトタイプやローカライズのデータも。
- 高い抽象度のモデルからテストケースやテストロジックを生成して、システム、機能テストを実行
複数のモデリング言語を統合することができるので、コンセプト設計、実装、ローカライズ、テストなど開発に関わる全てのグループに、精通したドメインのコンセプトを等しく用いることができます。これにより、組織内の意思疎通や風通しが改善されます。
- 事例紹介: ユーザインターフェイスのデザイン、携帯端末のアプリ、組込み制御機器
- 防衛無線端末のテスト事例をダウンロード
- MetaEdit+ 評価版で携帯端末やデジタル時計のサンプルを試す
- MetaEdit+ で言語を定義する方法について
- 連絡先:デモ・プレゼンテーションなど